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輸血について

こんばんは、獣医師の田中利幸です。最近はバタバタしてしまって、更新が滞ってしまいました。すいません。

今回は、輸血について紹介しようと思います。獣医療において、輸血する機会は結構多くあります。当院で輸血する主な病気は、自己免疫性の貧血、交通事故、そして癌からの出血を止める手術です。

動物の輸血は人間と違って、必要なときに必要な量できるとも限らないのです。というのも、動物病院では輸血が必要なときはその都度、動物病院で飼っている動物(供血動物)から血液を採って、輸血しているからなのです。

当然、動物にも血液型もあり、合っていない血液を輸血することはできません。また、動物病院にいる供血動物からも無限に血液を採れる訳でもありません。

そのため、輸血が必要なときに必要な量の血液を確保できないという事態が発生します。それでも、どうしても血液が必要な時は、病院に通ってきて頂いている多くの患者様にお願いして、血液を分けてもらうこともあります。

動物病院は小規模な施設も多く、常に万全の体制で輸血できるわけではありません。大きな病院でも、上に書いたような理由で輸血用の血液が確保できないこともあります。

ただ、輸血用に自身の動物の血液を分けて頂ける飼い主様は、「困ったときはお互い様」ということで善意で血液を分けてくれています。そういう飼い主様に感謝をしつつ、診察で最善の治療ができるよう勉強に勤しもうと思う今日この頃です。

輸血に関してまとめたものが、2012年4月発行のニッセイの「なる!イン」というフリーペーパーに掲載されています。多分、内容を載せると著作権とか何かで怒られそうなので、表紙だけ紹介しておきます。内容は、今回のブログ内容と同じです。

なるイン

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そけいヘルニア

こんにちは、獣医師の田中です。

皆様、そけいヘルニアはご存知でしょうか?
症状がないことが多いので、様子を見ている方も多いのではないでしょうか?

獣医という職業柄、最悪の状況を常に考えていつもオーナー様に説明しているので、このブログ内容は絶対に手術した方がいい!!という内容になっています。その子の状況によって異なります。ご注意ください。

そけいヘルニアは子犬のときに見つかることが多いです。

太ももの付けねで膨らんでる柔らかいしこりがあって、押したらなくなる。

それ、ソケイヘルニアが怪しいです。

そけいヘルニアは、生まれつきソケイ部(血管や神経が出ている穴)が大きく、そこの穴から脂肪が出ている病気です。ほぼ全て両方のソケイ部にあります。あまり大きくなければ、症状を起こすこともないので、そのまま様子をみている方も多いと思います。

ただ、そけいヘルニアが大きいと、そこに腸や膀胱が入り込んで調子が悪くなることがあります。その時は、しこりが硬くなって痛がっていることが多いです。これで調子悪くなる子が結構多いです。

そけいヘルニア閉塞レントゲン
上は、そけいヘルニアが原因で腸閉塞になった子のレントゲン写真です。

そけいヘルニアCT
閉塞が疑われたので、CTを撮ったら、そけいヘルニアが原因で腸閉塞していました。すぐ手術をして元気になりました。

ただ、腸の血行が悪く、壊死していたり、腸が裂けていると、最悪亡くなることもあります。

症状が無くても、最悪の状態も起こりうるので、そけいヘルニアがあれば、手術したほうがいいと思います。

熱中症

こんにちは

まだまだ暑い日が続いていますね

今回は『熱中症』についてお話致します

皆さん、わんちゃんもねこちゃんも熱中症になることはご存知でしたか

熱中症は人間だけがなりえる病気ではないんです

原因
①高温多湿な環境のため。
②激しい運動による体温上昇。
③動物の状態により。(短頭種、肥満、呼吸器疾患など)
⇒特に、パグ、シーズー、フレンチブルドッグなどガーガー呼吸をしている短頭種の子は暑い日の外出と運動を控えましょう!!

主な症状
呼吸が速い、高体温、嘔吐、下痢、痙攣、意識もうろう、よだれ、ぐったり など。

応急処置
軽症:日陰で休ませる、うちわで扇ぐなど涼しい風を送る。

重症:体に水道水をかけ、風を送る。(氷水は体温を下げるのに逆効果になることがあります。)

※応急処置後、状態が落ち着いても必ず最寄の動物病院へ!!

臓器がダメージを受けている可能性があります!!

予防と対策
○風通しを良くする、換気をする。
○常に水分補給できる環境を作る。(散歩中もすぐに水を飲めるように飲み水を持ち歩く。)
○熱を吸収するクールマット等を置く。
○凍らせたペットボトルを部屋の中、ケージの上に置く。(数時間の外出の場合。)
○ケージの置き場nい注意する。(窓際、直射日光を避ける。)
○散歩は朝夕の涼しい時間帯を選ぶ。(アスファルト、マンホールの火傷にも注意!!)
○呼吸状態をよくみておく。
○車内、閉め切った室内で留守番させない。
○湿度にも注意する。
○体重管理。(肥満傾向の子は熱中症になりやすい。)

熱中症は未然に防げる病気です!!未然のケアで防ぎましょう!!

食糞症

こんにちは

気付けばもうお盆ですね皆さんはおうちのわんちゃん、ねこちゃんと一緒に帰省されたりするのでしょうか?まだまだ熱中症にはご注意して下さいね

今回は『食糞』についてです

ねこちゃんではなかなかないことだと思いますが、わんちゃんを飼われてる飼い主様の中にはお悩みの方も多いと思います。

わんちゃんはなぜ食糞をするのでしょうか?

なぜ食糞するのか?
食糞行動のこれというはっきりとした原因は分からないのが現状なのですが、考えられる原因としては・・・

お腹に寄生虫がいる。
消化器の疾患。
③お腹がすいている。
便からご飯のニオイがして好奇心から。
⑤隠そうとしている。
⑥片付けたい、怒られると思って食べた。
⑦生活習慣、環境の変化によるストレス。
⑧退屈ですることがない。
⑨飼い主の気を引きたい。

食糞をやめさせるには・・・
が原因の場合は動物病院での診察が必要です便検査で寄生虫の有無を調べます。

※来院時に便を持参していただくことをお勧めします。

その他の原因の場合は便をしたら食べてしまう前にすぐ片付けるのが1番良い方法です。

たとえ食べてしまっても絶対に叱らないようにしましょう

便を食べたことに対して怒っているのに、ウンチをしたから怒られたんだと思い込んでしまいます。もしくは、怒っているのではなく、かまってもらえると勘違いしてしまったりします。

トイレリズムを把握する
いつもどういう時間帯に、どんな行動の後に便をするか日頃から観察しておきましょう!

昼間家に居ないおうちでは便をしたらすぐに片付けるというのは難しいかもしれません。その場合はご飯の時間をずらすなどの工夫をしてみましょう

が原因で食糞してしまう子にはオススメのフードです

犬 低分子  低分子プロテイン

こちらのフードを主食にして食糞が改善されたという例がありますこのフードを与えることによって便の量が減り、便からご飯の美味しいニオイがしなくなるためです

わんちゃんのしつけは容易なことではありませんが、根気よく続けることが大切です

もし、上記の低分子プロテインを試してみたいという方サンプルもございますのでお気軽にスタッフまでお申し付け下さい


食べたら危険なもの

こんにちは堀江動物医療センターです

今日はわんちゃん、ねこちゃんが食べてはいけないもの・危険なものの一部をご紹介致します

人が食べるもの
○チョコレート、カフェイン入りのもの
○キシリトール入りのお菓子(ガムなど)
○タコ、イカ、カニ、クラゲ
○淡水魚、貝類、青魚
○鳥の骨
○生卵
○ネギ類(青ネギ、玉ネギ、ニンニク、ニラ、ラッキョ)
○青梅、キウイ、オレンジ、モモ、サクランボ、ビワなどの未熟なもの
○ブドウ
○アボガド(皮、種)
○ジャガイモの芽・皮、トマトの緑の部分
○マカダミアナッツ
○ホウレンソウ、コマツナ、シュンギク、山菜類
○糖分、塩分の高いもの
○香辛料などの刺激物
○アルコール類

人用医薬品全般
どんな薬でも用法、用量を守らないと危険です!!誤って飲み込んでしまうこともありますので要注意!!

化学薬品全般

殺虫剤、洗剤、保冷剤、脱臭剤など

消化されないもの
おもちゃ、植物の種、ゴム製品、石ころ、金属のものなど

植物
<観葉植物>
○サトイモ科の植物⇒クワズイモ、モンステラ、ポトスなど
○アロエ
○ユリ科の植物⇒ヒヤシンス、チューリップ、テッポウユリなど
○アイビー、ゴムの木、ドラセナなど

<公園、街路樹など>

ツツジ、チューリップ、トマト、パンジー、アジサイ、フジ、スイセン、スイートピー、スズラン、ハナミズキ、マーガレット、デイジー、ヒヤシンス、ミズバショウ、ワラビ、ボタン、アヤメ など


アサガオ、クリスマスローズ、ショウブ、ダリア、ドクゼリ、ヒルガオ、オシロイバナ、ジキタリス、ザクロ など


セイタカアワダチソウ、ベラドンナ、ポインセチア、リンドウ など

その他
カエル⇒ヒキガエルは中毒を起こすので特に注意!!

予防策
○わんちゃんたちの手の届くところに置かない。
○外出時はリードをつけて目を離さない。

万が一食べてしまったら・・・
◎状態を把握する。
 ⇒何を?いつ?どのくらい?現在の状態、症状は?(嘔吐、ふるえ、痙攣など)

◎動物病院に連絡する。
最寄の動物病院に上記の状態を伝え、来院しましょう。場合によっては飲み込んでしまってからの時間が予後を大きく作用する場合もあります。

いかがですか?このように見ると多くの危険なものが日常に潜んでいます。

上記のものは神経症状、貧血、内蔵疾患、消化不良、中毒、消化管閉塞・・・様々なことを引き起こす原因になります。

ご家族皆さんでおうちのわんちゃん、ねこちゃんを危険なものから守りましょう



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大阪にある動物病院、堀江動物医療センターのブログです。

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